古我知史「いずれ起業したいな、と思っているきみに 17歳からのスタートアップの授業―アントレプレナー列伝 エンジェル投資家は、起業家のどこを見ているのか?」
・本書は、80社の起業、事業開発や投資育成の現場に、投資も含め、直接参画し、現在は県立広島大学大学院客員教授、京都大学産学官連携本部フェロー、IPOを果たしたベンチャー企業の取締役などを兼任するエンジェル投資家の著者が、未来の人類と社会に、より良き変容を実現するために、すべてを賭けるアントレプレナー(起業家)、ともにすべてを賭ける仲間、その人間たちに焦点を当てた1冊。・まだスタートアップすらしていないアイデアレベルの状態の「自称」アントレプレナーに投資家が投資、支援を決める条件とは、①未来の機会着眼とビジネスモデル②起業家その人の「人格」である。・①は要するに、未来へのソウゾウ力(想像力と創造力)で組み立てる社会と生活者に役立つ独自の効果的な儲かる仕組みのことである。・②は要するに、「この人は、こちらがお金と時間を賭けるに値する人か?」である。・成功者というのは、成功してからは、高い品格を備えた人格者と呼ばれることが多いが、もともとの原始的人格は「普通じゃない」ことが多い。要するに、「変人」である。・本書では、変人の3つの特徴について挙げられており、どれかを強烈に備えていると、「この人はアントレプレナーの資質を持っているな」と判断させる、ということだ。※変人の3つの特徴については、本書をお読みください。本書で紹介されているアントレプレナー(起業家)のケース(一部)レイ・クロック(マ
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