ある物を買うか、今週いっぱい検討していた。改めて、高い買い物の値段に納得する難しさを感じた。物の値段の正当性を決める論理は数多くある。売り手の論理、市況の論理、買った側の利益の論理。そして、関係者は自分の都合にあった論理で基本的には話す。それぞれの立場で納得感のある理屈。けれども、違う関係者にとっては、その理屈はどうでも良かったりさえする。ただ、価格は少なくとも売り手と書い手が合意されないと、販売として合意がなされない。だから、それぞれの論理が離れ過ぎると、合意に至るのは難しい。一方で、その合意できない場面が増えすぎると、それぞれの考えが変わったりする。売れない状況が続けば売り手は値下げするし、買えない状況が続けば買い手は高くても妥協するしかない。買い手側としては、良い買い物をするためには、市況の流れを読み続けること、どこまで待てるかを考えることが必要なのだろう。そして最後は、自分で自分を納得させ切るしかない。その結論が間違いではない、という風に。そのためには、やれる検討を全てやり切ることが重要なのだと思う。こうやって書いてみると、仕事で戦略検討をすることに似ている部分も多い。右往左往することは大切だ。でなければ、難しい意思決定を納得感を持ってやりきることは出来ない。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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