<MBTI>なぜJ型は社会で優位なのか
16タイプを考察する上で通説となっていることがある。それは「J型の方が社会生活上に有利なことが多い」というものだ。この性質は必ずしも明白ではないし、場合によってはP型の方が有利なことも多いだろう。それにもかかわらず一般にJ型の方が優位と考えら得ているのはなぜなのか、考えてみようと思う。 P型とJ型の違いは何か。一番分かりやすい相異は「一度決めたことを変更するのが苦痛か否か」だろう。P型は途中変更が対してストレスにならず、自分の感じるまま、思うままに行動する。P型にとっては変更よりも拘束の方が苦痛だ。自分の思い通りにならないので、縛られているようなイライラを感じるのである。一方のJ型は正反対だ。J型は一度決まったことを変更することにストレスを感じる。「話が違うじゃないか」ということだ。J型は安定を好み、「このやり方に従っていれば物事は万事うまく行く」という状態を好む。 J型の性質は社会生活上の優位を産んでいる。J型は組織的な行動への適性が高いが、それは組織が「決められたことを忠実に実行すること」を求める集団だからだ。組織にも柔軟性は必要だが、あくまで組織の大枠に沿った柔軟性であるため、J型でも問題なく対応できる。J型は「とりあえず役に立つ存在」として職業人としては重宝される。これといって能力が無かったとしても「言われたことを機械的に実行してくれる」存在というのは役に立つのだ。続きを
コメント