販売に資する、技術的知識
身の周りに技術者、とか技術者経歴の経営者、といった方々が多く、ときどき「視野が偏っているなぁ」と思うことがあります。社長仲間も高度に技術的な話が通じる方々ばかり(笑)。それは、業種、事業の特性、事業の段階、いくつかの要因があってのことかと思いますが、しかし、企業組織・チームとか人事・採用・教育といった面で見ると、しっかりとした取り組みを要するいくつか難しい側面を抱えていると考えています。私たちの属する業界は非常に技術者の発言力の強い業界だと言えると思います。DevOpsといった実態や、古典的意味での資産への依存度、その資産の陳腐化のスピード、これもまたさまざまな要因があって組織内での技術者の影響力の大きさにつながっているかと思います。一方で、販売面、です。販売、営業力にも技術的な知識は不可欠ではあります。が、根本的には販売スタッフに求められるのは「営業・販売力」ですし「営業・販売知識」です。一般的に営業職の転職の場合、各社固有の業務手順・規約と商品知識・顧客情報を学習すると、あとは個々人が身につけた「営業ノウハウ」が発揮されて…となり、個々人の営業スキルの影響・依存度が6~7割くらい期待できるのかな、と思うのですが、当業界の場合、製品の「周辺知識」や業界知識など、新規に学習しなければならない業界固有の情報が7~8割を占めるような印象です。これは、ぜひ改善しなければならない、と考えて
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