景況とミクロ分析
気が付けばAppleの株価が軟調に。ダウも乱高下を繰り返している。ニュースを観て景気減速について取り上げている回数が増えているように感じる。私としては企業分析を通して景気後退を感じ、このまま金利据え置きが長引けば企業業績が悪化するところが増えるという印象だ。アメリカの強い消費と労働市場、FRB議長のタカ派発言でさらなる利上げが必要という風潮だった。住宅ローン金利は数十年ぶりの高水準、家計貯蓄も減少傾向にある。利上げ停止は近いと感じる。 長期の金利据え置きの場合、肌感としてすでに業績を落としている企業が数多くあるので企業業績の悪化が表に出て株価が下がる可能性はあると思う。 金価格が2,000ドル台。イスラエル情勢によるリスク回避の動きもあるが、今後の景気後退や中国の米国債離れによって金価格はさらに上昇する可能性があると視ている。 イスラエル情勢の拡大による原油価格高騰は今後あるか分からない。 目立つのは特需が落ち着いたことによる業績悪化。コロナワクチンの売り上げ減が製薬会社に影響していること。一時期のウクライナショックによる肥料価格高騰や穀物、原油などの価格が落ち着いてきていること。価格高騰によって儲けた企業の業績に影響が出ている。 私としては、ニュースやマーケットがミクロ(足元)の実情に追いついてきた印象だ。マクロ面で景気を理解することは大事だが、本当に価値のある情報はミクロに
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