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2239 『ジョブ理論』

◇2239 『ジョブ理論-イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』 >クレイトン M クリステンセン/ハーパーコリンズ・ ジャパン有名なバニラシェイクの話を中心に、なぜジョブを片付けることが重要かを語った著書。面白いが少々冗長だろうか。バニラシェイクの話というのは、長時間の車通勤を余儀なくされるビジネスパーソンたちが、乗車前にバニラシェイクを購入するという行動に着目したというもの。彼らは運転中に、気分転換ができて、少しお腹が膨れるものが欲しかったのだ。手が汚れたり、こぼしてしまったりするリスクがなく、気軽に長時間楽しむことができるベストな選択がバニラシェイクだったということ。彼らが持っている解決すべき課題、すなわちジョブに着目することで、イノベーションを科学的に起こすことができるというのが本書の主な主張。アメリカの著書らしく、さまざまな事例が述べられているが、極論すれば上述の内容が本書の骨子だと言えよう。バニラシェイクの話は私も何度か聞いたことがあり、ふむふむと納得しながら読み進めることができた。途中の冗長な事例紹介の一部は読み飛ばしてしまったが。シーズ思考ではなく、ニーズ思考。しかも、顧客自身が明確に認識していないかもしれないジョブに着目した点が、斬新でかつ、自らジョブ理論と称している通り、理論的でもある。全て通読する必要はないかもしれないが、消費者のニーズが多様化し、イ

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