記事のポイント
エージェンシーは、DEI(多様性、公平性、包摂性)の取り組みを強化し、クライアント向けにDEIの専門知識と戦略を提供する新しい段階に進んでいる。
一部のエージェンシーは、クライアントのインクルージョンなブランド構築をサポートするサービスを開発し、DEIプログラムを拡大している。
DEIはエージェンシーに競争上の優位性をもたらし、多様性に焦点を当てたプロジェクトやプログラムも増加傾向にある。
近年、エージェンシーは多様性、公平性、包摂性(英語の頭文字をとってDEIと略される)の取り組みを強化しようとしてきた。
これまで、その内容は採用や研修、コミュニティとのパートナーシップ構築、DEI関連の進捗の定量化といったものだった。そして現在、一部のエージェンシーは自社のスタッフの多様性や内部プログラムだけでなく、新しいサービスを通じてクライアントにDEIの専門知識と戦略を提供する段階に移行している。
22スクエアド(22Squared)の親会社であるガイデッド・バイ・グッド(Guided by Good)のチーフインクルージョンオフィサーであるジャニス・ミドルトン氏は、エージェンシーが社外にDEIの取り組みを拡大することを自然な流れと見ているようだ。
各エージェンシーのDEIは異なる段階
エージェンシーの多くは2020年と2021年にDEI取り組みの勢いを増し、
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