大網は物流拠点を移転し、大型施設にリニューアルした。物量増加、まとめ買いに対応し、従来よりも効率性を高める仕組みとは?
フィギュア商品や玩具などを取り扱う大網は、国内外での事業拡大に伴い、物量が急増したことから物流拠点を移転拡大し、9月19日より稼働を開始した。自動棚搬送ロボットといった最新設備の導入などで効率化を進め、海外からのまとめ買いなどにも対応する。
大規模拠点の効率化アップ
移転したのは日本GLPが神奈川県に新設した大型物流拠点の「GLP ALFALINK相模原」内。国内だけでなく、海外向けの在庫も取り扱うもので、保管から流通加工、出荷までを同拠点で行っていくという。
大網の大型物流拠点「GLP ALFALINK相模原」
これまでは自社倉庫に加え、1点ものの商品などについては外部倉庫に入れて一括出荷していたという。しかしながら、海外からのまとめ買いなどに対応するには、より効率性を高める必要があったとする。フロアを分けずに1つの場所で集中的に作業するには、大規模センターが望ましく、今回の移転が決まったという。
移転によって、以前の物流拠点と比べて、およそ3~4倍規模の面積まで広がったようだ。
倉庫内で稼働する自動棚搬送ロボット(画像左側)
新物流センター内には自動棚搬送ロボットなどオートメーションを取り入れており、効率化を図っている。「移
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