厚労省は6日、医療機器の流通改善に関する懇談会を7年ぶりに開催した。2024年度からトラックドライバーに働き方改革関連法の「時間外労働の上限規制」が適用されることを踏まえて、医療機器の流通における対応を議論した。11月上旬に開かれる次回会合で、厚労省から2024年問題への対応案が示される見通し。トラックドライバーの年間労働時間は全産業平均より2割程度長い。医師と同様に一般労働者とは異なる取扱いがなされ、2024年度から働き方改革関連法の「時間外労働の上限(休日を除く年960時間)規制」がトラックドライバーに適用されるようになる。これに伴い輸送可能量が低下するため、物流に課題が生じる。これが「2024年問題」と呼ばれている問題で、国土交通省の試算では2024年度に14・2%、2030年度には34・1%の輸送能力が不足する。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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