コンプライアンスのアウトソースについて、少し調べてみました。米国では、2017年からコンプライアンスの責任者が他の会社から報酬の支払いを受けている人物である場合は、FormADVという開示資料に当該他の会社の名前の記載が要求されているそうです。2023年10月のRegistered Investment Adviser(RIA)でみると、RIAの登録件数は15,565件。うち、FormADVからアウトソースが判明する会社は1,095件。なので、それなりの割合の会社がコンプライアンス業務をアウトソースしているようです。企業グループでみるとACAというところがシェアが高く、DISMORE、KEY BRIDGEという会社も、それなりのシェアがあるようです。こういった会社さんもタスクフォースに呼んでいただき、是非話が聞ければよいのになと思いました。日本の場合、弁護士法の規制があって、弁護士資格がない場合、グループ会社の法務相談までが限界というのが現状の取扱いだと思いますので、そのあたりもどう整理されるのかも気になるところです。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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