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企業家精神の根幹:体系的なイノベーションの実践 – バックナンバー

経営者は競争に勝つうえで、イノベーションの果たす役割の増大を認識するにつれ、明らかに一見して矛盾と見える事実に直面する。事業の基本たる意思決定は、体系的かつ合理的でなければならない。しかるに今日、それらの意思決定は、非体系的かつ非合理的なプロセスであるところの“イノベーション”ときわめて深いかかわりをもつにいたっているのである。“イノベーション”という創造性、第六感、幸運などによって帰趨を決せられるようなプロセスを相手に、計画をたてることなど、はたしてできるのだろうか。しかし、イノベーションを行なってきた企業家的な企業の数々について、長年にわたって観察を続けてきた著者、ドラッカーは、かくのごとき矛盾は、一見して明らかに見えて、その実、存在さえしないものであると論ずる。成功したイノベーションのほとんどは、目のくらむようなひらめきという幸運な出来事などではなく、平凡ながらも体系的な経営管理の1つ、すなわち経営管理体系の1つとしてのイノベーション活動の結果、得られたものなのである。この体系としてのイノベーションの中核をなすものが、イノベーションの機会をどこに探し、いかに見分けるかというノウハウである。そして本稿においてドラッカーが概説しているものが、まさにこのイノベーションの機会の源泉である。本稿はドラッカーの最新著『イノベーションと企業家精神――実践と原理』(ハーパー・アンド・ロウとダ

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