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組織設計 流行を追うか 適合性を選ぶか – バックナンバー

自動車産業が小型車要求の声に長い間どうして適応できなかったのか。なぜ映画製作部門はコングロマリットの傘下を離れ独立するのか。なぜあんなに多くの公立病院や大学の経営が政府管理のもとで悪化するのか。これらの質問の答えはいろいろあり、理由もいろいろ考えられる。しかしすべてに共通している理由は、いずれも組織の中のどこかの要素が目的に適っていなかったからだ、と本稿の著者なら指摘するだろう。
大規模な機械的官僚組織は効率的な大規模生産には文句なしだが、新しい状況に迅速に適応するのには向いていない。映画制作部門は日々革新していくためには柔軟な組織構造でなければならないが、多くの事業部門を末端まで管理するコングロマリットではこれを実現することは難しい。最後にあげた公立病院や大学にはある種の専門的管理が必要だが、何かにつけて政府が押しつけたがる官僚規制がこれと相いれない。
 本稿の著者によれば、多くの組織は5つの自然“形態”──それぞれある構造と状況の特定要素が組み合わされたもの──のいずれかにあてはまるという。したがって、管理者や組織設計者が別の形態に属する要素を無理に組み合わせようとすると、小間切れの材料で作った衣服のように着心地のよくない組織が出来かねない。つまり、組織設計のポイントは調和と一貫性である。
Source: ハーバード

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