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アイデアで「この指とまれ!」しゃべるおもちゃばこがクラファンに挑戦するまで

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電通のクリエイティブ横串組織「Future Creative Center(FCC)」は、広告の枠を超えて、未来づくりの領域をクリエイティビティでサポートする80人強による集団。この連載では、「Future×クリエイティビティ」をテーマに、センター員が実際の取り組みについて語ります。

今回は、2021年FCCアイデアコンテストから誕生した、しゃべるおもちゃばこ「ぐ〜ぐ〜モンスター」の開発秘話を紹介。「ぐ〜ぐ〜モンスター」は、イヤイヤ期の子どものお片付けに、ゲーム性が加わることで楽しくなるプロダクトです。親子の新たなコミュニケーションを育むきっかけを作りたいという一人のアイデアから始まり、その思いに共感したメンバーが集結し、それぞれのスキルを生かして実現しました。

チーミングにあたり「フラットでオープンな関係が重要だった」と語るのは、企画者である電通FCCのアートディレクター・佐藤香織氏です。クリエーティブプロデューサーの電通クリエーティブフォース・押尾昌美氏、テクニカルディレクションを担当するKonel  ・荻野靖洋氏、ダンボール製造を行うタカムラ産業・本宮寿行氏とともに、プロジェクトの歩みを振り返りました。



子育て世代を応援する「回収エンターテインメント」のアイデア誕生

佐藤:「ぐ〜ぐ〜モンスター」は、2、3歳のイ

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