企業という組織で働いてみて
企業という組織はすごい。企業という組織は利益を生み出す必要がある。利益を生み出し、雇用する従業員とその家族の生活を守っている。それには頭の良い経営者たちには感謝せざるおえない。私と私の家族の生活を守っていただきありがとうございますと。もちろん、自分が働いて稼いだお金だが、せいぜい、時間の切り売りである。彼らが考えに考え生み出した利益構造、出来上がった構造の中で、ただ時間を切り売りして生産を行っただけ。彼らの労力に比べれば、自分がしていることなど甘い蜜を吸っているだけと言わざるおえない。利益追求こそ企業の姿、経済の姿。しかし、その前に大事なのは企業の理念ではないだろうか。人々を幸せにし、社会に貢献するという理念。企業のホームページを見れば、やれ綺麗事のような理念が掲げられている。どの企業も似たようなことを掲げている。僕は企業の中で働き、果たして人々を幸せにできているのかと常に疑問に思いながら仕事をしていた。製造部門だったので、お客さんが喜ぶ姿などは1度もみたことはないので、想像するしかなかった。自分の仕事ぶりをより良いものにして、想像するしかなかった。しかし、現実は理念などより生産性を求められる。サービス向上の為、納期はどんどん短縮し、より高い生産性が求められる。そうなると、品質はどんどん落ちるのが必然。細やかな品質基準はあってないようなもの。A品の許容はどんどん低くなっていく。つま
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