健康意識が高くても、運動だけはしないタイプも!?7つのヘルスケア・クラスター
「健康意識の低い人も興味を持つ企画にしたい!」
「このサービスは、まずは健康意識の高い人を優先して設計したい」
ヘルスケア領域のマーケティングの現場で、ターゲットイメージを持つために頻繁にされる会話だと思います。しかし、健康意識が高い、低いといってもどう高いのか、低いのか、なかなかインサイトをつかみづらいという課題感はないでしょうか?
電通ヘルスケアチームが実施している「ウェルネス1万人調査」では、約130個の健康意識・健康行動の項目を因子に、生活者を7タイプに分類するクラスター分析を行っており、健康意識が高いor低いの二分にとどまらない、より具体的な特性を明らかにしています。今回は「第17回ウェルネス1万人調査2023」(調査概要はこちら)の分析結果を紹介。皆さんのヘルスケアビジネスがターゲットにしたいのは、どんな特性を持つ生活者でしょうか?
<目次>
▼ヘルスケア・クラスターの全体像と出現率
▼健康意識が高くても、運動だけはしないタイプも!?
▼同じ健康意識が低いクラスターでも、その理由が正反対!?
ヘルスケア・クラスターの全体像と出現率
まず7タイプの全体像を見てみましょう。下記は、健康意識/健康行動についての平均反応数を横軸、縦軸に設定してプロットした図です。つまり、右上にいるクラスターほど、
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