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『面白くなければ仕事じゃない』 作者: 熊谷 聡

タイトルだけで選んで手にした本書であったが、その内容は予測していたものとはちょっと違っていた。というのが、著者の職種がかなり特殊で、コンビニチェーンに置くカップ飲料の企画、製造を行なう会社の社長さんであり、奇抜なアイデア商品、コラボ商品を次々と作ることが主業務だからだ。私としては、どう仕事というものを「面白く」するかといったマインドセット的なものを予想していた訳であったが、180度異なるとまでは言わないまでも、どちらかと言えば「面白い」ものをどんどん作っていこうという内容なものだから、そこには自ずと乖離が生じてくるのであった。とは言っても、期待した様なものではなかったとしても、それはそれでレアケースなお仕事や著者の生き方、考え方を知ることに学びはあった。多くの人々が直感的に「面白い」と思うことは、その人の意識の中で「顕在化されていないこと」なのではないか。「見たこともない新商品」「読んだことのないストーリー」「いままでに会ったことのないような人」といった、情報として新鮮なものに出会ったときに「面白い」と感じる。世の中にありそうでなかったものに出会ったときに、相手は「面白い」と感じてくれるのではないか。そう定義する著者は、一方で身勝手な主観による面白さだけを求めてはいけないと注意を促す。「その商品は、自分たちのお客様のための商品か?」「面白い」という概念は、いつも「相手を喜ばせたい」

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