IBMやレブロンといった、評判のマーケティング・コンセプト重視会社が、突如として、今までの顧客志向を捨てて、製品を押しまくる戦略に出はじめると、人はこう結論するかも分からない。マーケティング・コンセプト華やかなりし時代は、あの50年代60年代とともに過ぎ去ったのではないか、と。しかし、本稿の著者は、次のように主張する。IBMとレブロンの戦略をよく観察してみると、変わったのはマーケティング・コンセプトそのものではなくて、市場の要請――人が欲求するもの、それとひきかえにカネを払いたいと思うものが変わったのである。マーケティング・コンセプトの中心原理――すなわち、顧客の欲求するものこそが企業の売るべきもの――は、一見強引な販売と思われる戦略も、それが市場の要求である時代になると正しいことを教える。さらに、アレゲニー・ラドラム・スチール、シボレー、エクソンの事例を用いて、マーケティング・コンセプトが過去にも、どれくらい柔軟に使われたか、一見製品志向戦略と思われるものでも、マーケティングの原理に沿う事情が説明されている。
Source: ハーバード
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転換期のマーケティング – バックナンバー
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