今週の東京市場は、権利落ち日を挟み大きく下落した一週間となりました。日米の金利上昇が市場全体に影を落とす中、機関投資家のリバランスに伴う売り需要などの季節的な要素も加わり、相場は終始上値が重い展開だったと言えるでしょう。米国市場は、FRBが重視するインフレ指標であるPCEデフレータの発表を無難に通過し、一時は反発の兆しが見られたものの月末要因やつなぎ予算を巡る政治の混乱により上昇は続かず。また、10年物国債利回りは依然として高い状態であり、複数の金融機関トップからは更なる金利上昇に警戒する声が聞かれました。株価上昇には更なる材料が必要になりますが、その筆頭要因として来週以降から徐々に本格化する米企業決算に関心が集まるでしょう。<読了目安時間:15分>続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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