マーケターたちはTikTokショップ(TikTok Shop)の可能性に大きな期待を寄せてきた。しかし、彼らに言わせれば、そのピッチ(プレゼン資料)には不十分な点も多々あるという。
多くのマーケターにとっては、そこから得た答えよりも、むしろ生じた疑問のほうが多いのが実情なようだ。彼らに向けたTikTokショップのピッチは単刀直入であり、「よそで販売している商品の広告をTikTokで出すだけではなく、TikTokでも実際に販売しましょう」ということだ。
しかし、それを掘り下げると、そこには微妙にもやがかかってくる。商品のフルラインナップを揃えるべきなのか? 戦略を練って商品を厳選すべきなのか? あるいは、ブランドのアフィリエイト商品のフィードを統合し、購入に対してCPAを支払うのは簡単なのか? マーケターたちはいまも、TikTokショップをどう活用すべきかにはっきりとした答えを出せないでいる。いうまでもなく、一部のマーケターにとっては、API設定も課題となっている。
新たな国でのローンチは容易ではない?
「担当者のひとりとTikTokショップについて話し合った後、簡単な資料が何枚か送られてきたが、それだけだ。詳細はほとんど把握できていない」と、米国を拠点とするエージェンシーのあるマーケターが、同プラットフォームとの関係性を考慮し、匿名を条件に話してくれた。
そこで、TikTokはマー
コメント