2024年春のニューヨーク・ファッションウィーク(NYFW)では、デザイナーのコレクションは大きく2つのグループにわかれた。実用的か空想的か、明らかに実用的か意図的に気まぐれか、といった具合だ。しかし今シーズンの支配的なテーマとしては、どのデザイナーも共通して商業的に実現可能であることに注力していたように思える。
ティビ(Tibi)の創業者でデザイナーのエイミー・スミロヴィック氏は、モダンで機能的なパーソナルスタイルへの彼女の特徴的なアプローチである「クリエイティブな実用主義」に関する書籍を執筆している。ティビの春のランウェイでは、お馴染みのテーラードスタイルに意外性のあるディテールやニュートラルな色彩を取り入れ、洗いっぱなしの髪にヘアバンドという「快適で強制されない」美しいルックといった形で、そのアプローチを解釈している。
「私たちの顧客はワードローブの計画を立てるのが好きで、年間を通して私たちのブランドを購入している」とスミロヴィック氏は述べた。「だから来年の春にどんな商品が来るのかを見て、この秋は何を買おうかと考える。どのようにアイテムを組み合わせるのか、顧客はつねに考えている」。
The post NYFW は実用主義VSファンタジー。共通して商業性に注力【ラグジュアリーブリーフィング】 appeared firs
コメント