「相談機関や窓口をたらい回しにされ、疲弊する。ひきこもりの子がいる親たちの多くが経験しているのではないでしょうか」
そう話すのは、先ほど紹介した本の著者で山口大学大学院医学系研究科教授の山根俊恵さんだ。山根さんは精神科の元看護師で、山口県宇部市内で2005年からひきこもりの当事者や家族を支援するNPO法人「ふらっとコミュニティ」を運営している。
19年冬に都内であった山根さんの講演を聞いたのをきっかけに取材をさせてもらい、ひきこもり支援をうたうビジネスについての取材を進めるにあたっても、要所要所で助言をいただいてきた。
Source: 現代ビジネス
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