毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」とし、患者とその家族に援助と希望をもたらす事を目的に、認知症の啓蒙を実施しています。さて、先年、アメリカの食品医薬品局(FDA)がアルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」を承認したことが話題となりましたが、この新薬は、脳の中にたまったアミロイドβという異常なタンパク質を取り除くことを目的に開発されたそうです。このアミロイドβ、じつは健康な人でも、脳の中でアミロイドβは作られているのですが、脳の中の水「脳脊髄液」によって粗流されているのです。この脳脊髄液のはたらきに続いて、洗い流されたアミロイドβなどの「脳のゴミ」の行方を追ってみます。
Source: 現代ビジネス
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