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SDGsはもう効かない

地球のため、全人類、夜は戒厳令(195)「SDGsはもう効かない」「国連は18日、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした首脳級会合『SDGsサミット』を開き、目標達成に向けた取り組みの加速を盛り込んだ『政治宣言』を採択した」(2023/9/20読売新聞朝刊13版7面国際面)が、もうSDGsは瓦解したとしか思えない。そもそも「SDGsは貧困問題の解決や持続可能な経済成長など17項目の目標を掲げ」ているが、やり方がムリゲーなのだ。世界経済の拡大が大前提だからだ。地球が沸騰化したのも、経済が温熱や温室効果ガスを絶対に排出するものであることを度外視して、世界が経済を拡大し続けてきた結果だ。すでに温熱収支の限界を大きく超えたから沸騰化したのだ。簡単な理屈だ。にもかかわらず、SDGsは〝分配〟を大前提とせず、専ら「持続可能な経済成長」や「持続可能な開発」に頼っている。すでに限界を大きく超えているのだから、成長や開発はむしろ禁忌だ。「貧困の撲滅」も、先進国が経済の草刈場として狙っていることを別の言葉で言い換えたものにすぎない。投資される側には何も残らない。「国連のアントニオ・グテレス事務総長は会合の冒頭で『現時点で目標の15%しか達成できておらず、多くが逆行しつつある』と危機感を示し」、すでにSDGsが瓦解していることも示した。SDGsは一刻も早く捨てて、経済規模を縮小し適正化すべきだ。人

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