今週も100ドルの大台に向けて上昇を続けそうだ。
原油価格は、リビアでの供給障害と米国のさらなる在庫削減期待により、今週も100ドルの大台に向けて上昇を続けそうだ。シェブロン(NYSE:CVX)のゴーゴンおよびウィートストーン液化天然ガス施設は、同社と労働組合との最終交渉が合意に至らず決裂したため、先週金曜日に短期ストライキを開始した。- 2つのLNG基地では現在も積み込みが続いており、ショート・ストライキが始まって以来、3隻の積荷タンカーが出港している。しかし木曜日以降、労働組合は輸出を全面的に停止する本格的な労働争議の準備を進めている。- シェブロンと各労働者との争議は、9月22日にオーストラリアの労使関係法廷で審理される。- 世界のLNG供給量の5%を占めるゴーゴンとウィートストーンの施設は、東アジア諸国がそのほぼ半分を輸入しているため、日本のガス輸入に大きな影響を与えるだろう。 市場の動き- 米国のLNG開発会社テルリアン(NYSEAMERICAN:TELL)は、株式保有の要求を取り下げ、長期延期中のドリフトウッドLNGから最大1,100万トン/年(2,760万トン/年)の液化ガスを株式保有者以外に提供する。- コロンビア政府は、国営エネルギー会社エコペトロール(NYSE:EC)を、同国で開発されるすべての洋上風力発電プロジェクトの義務的パートナーにしようとしている。- 米石油大手エクソンモービル(NYSE:XOM)は、
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