「健康保険法」は、数字関連を空欄にするという傾向があり、令和5年度も3つの空欄が数字関連でした。そのうちBは基本的なもので、Cは、高額療養費算定基準額の出題ですが、正確に覚えていなくとも、選択肢から正しいものを選ぶことができたのではないでしょうか。Eは、「出産手当金」に関する問題で、出産手当金については、平成10年度の記述式で、「42」「98」「56」が空欄になっていました。これらの日数は基本的なものなので、絶対に間違えてはいけないといえます。なので、正解率は、かなり高いようです。Aは、全国健康保険協会が管掌する健康保険の事業に関する業務」に関する問題で、適用関係は厚生年金保険と併せて処理するものがあることから、それらの業務は全国健康保険協会が行うのではなく、厚生労働大臣が担当することになっていて、この点は基本的なことなので、「厚生労働大臣」を選ぶのは容易だったでしょう。Dは、「高額療養費の多数回該当」に関する問題で、択一式で論点にされたことがある箇所ですから、難しくはなかったといえます。このような出題でしたので、3点以上確保することは容易でしょう。そのため、基準点の引下げはないでしょう。できれば、「4点」を取っておきたい問題です。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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令和5年度選択式試験について5(健保)
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