素材や内容数など読者の声を十分に反映させたハルメクのおせち。2024年用は予約販売時期を例年よりも早め、前年増の販売数をめざす
ハルメクの2024年用おせちは、「新しい和食(新和食)の会席おせち」をコンセプトに展開する。昨年よりも予約開始時期を早めて9月から受け付けるほか、早期限定おせちの販売強化にも取り組むことなどで、販売目標は昨年実績の3万5900台に対して今年は4万台をめざす。
おせち開発は読者との“共創”
ハルメクの通販は“顧客理解”を重視しているが、おせちの開発も同様に読者と一緒に作り続けていることが強みだ。
たとえば今年は、1月におせちの購入者アンケートを一つひとつ目を通し、不満点、改善点をチェック。3月にはアンケートの意見をもとにメーカーと協議を重ね、4月に試作品を開発チームで試食、検討し、5月にオンラインとリアルで試食会を実施した。
6月に読者試食モニター200人の協力を得てアンケートを実施。7月に読者試食会の意見を反映させてハルメクおせちを完成させた。
おせちは編集部が全品素材を厳選し、人前ごとにきちんと食べられる数を入れているほか、ダシの旨みで薄味仕立てに仕上げている。また、主原料に中国産のものは省き、合成の着色料・保存料は使用していないという。
ハルメクの2024年用おせちのイメージ
2024年用のおせちについては、伝統的な縁起・ぜ
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