米国のアパレル事業者の成功事例から、顧客をロイヤルティ会員に引き上げた打ち手と、売上アップや購入頻度アップにつながった実績を紹介します
購入客をロイヤルティ会員に引き上げ、ECの売上アップを実現している米国企業の事例を紹介します。女性向けアパレルブランドのChico’s(チコ)は2022年6月、ECの利用者を対象にロイヤルティプログラムを刷新しました。新たなロイヤルティプログラムは著しい成果をあげており、購入客の80%が9か月以内にロイヤルティ会員に登録。注文頻度のアップや利用金額の増加に結び付いています。
記事のポイント
Chico’sの新たなロイヤルティプログラムは、年間利用額に応じて顧客を分類。ポイント付与、送料無料、返品無料などの特典を顧客の分類ごとに提供
新たなテクノロジーの導入で、顧客の属性や傾向をより細かく分類する「マイクロセグメンテーション」が可能に
ロイヤルティ会員は、非会員よりも購入金額が高い
ロイヤルティ会員を4階層に分類、マイクロセグメンテーションで引き上げ
Chico'sのリアナ・レス上級副社長(マーケティング担当)は「当初の計画では、ロイヤルティプログラム刷新の初年度に、購入客の65%が加入すると期待していましたが、刷新から9か月以内に80%がプログラム会員に登録しました」と説明します。
Chico’sが利用料無料で提供する
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