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IPOとIR(2)実践編(上場準備中)(後)、コンプスを巡って

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~特別企画・IR担当者座談会~■比較でもやもや―バリュエーションに紐づいてくる類似企業(コンプス)の選定について、類似業態など様々な基準があると思う。発行体からすると、どういうイニシアティブで動いているのかという点も含めて、似た業態がありそうなところからでは、森川さんはどうかオーケーエムの森川氏:当社は1番分かりやすいと思っていて、まず製造業というところで、機械セクター。そのなかからさらにバルブメーカー複数社に一旦絞られて、最終的に同じ主要製品を扱う2社にまで絞り込んだ。その2社でバリュエーションを付けるという話まで行ったが、最終的に1社の規模が当社と比べて大きすぎるということで、規模が近いもう1社に絞られた。バリュエーションの話にもつながるが、議論を深くというところは確かに主幹事とできなかったところはあるが、期間が短いなかでも複数回にわたって、主幹事からの説明や質疑応答もきっちりしてもらえた。その辺りは、もう少し高く付けたかったという思いはある一方で、それなりに納得感はあった。―同種の業態が多いという意味では、アピリッツもそうだと思うがアピリッツの永山氏:難しかったのは、Webソリューションという上流工程から下流まで一貫して顧客のサービスを開発する事業と、オンラインゲームの比率がちょうど半々ぐらいだったことだ。同じ規模で同じぐらいの比率でゲームと開発を手掛ける会社は、数が少なく、

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