「ただ偶然の運があるだけだった」。駆逐艦秋風に”事務屋”として従軍した父の数奇な運命

海軍経理学校出身の父は、戦争における「事務」を担う士官として駆逐艦「秋風」で任務に就く。目撃した悲惨な戦闘の様子を克明に記録したのも、「事務屋」としての責任感からだった。事務と人間の浅からぬ因縁をひもとく新刊『事務に踊る人々』（9月21日刊行予定）。著者の東大教授・阿部公彦氏による特別エッセイの、後編をお送りする。
Source: 現代ビジネス

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