産業保健現場では労働者に対して行動変容を促す際に、意思決定を迫る機会が多々あります。例えば、病院を受診するかどうか、運動を始めるかどうか、ワクチン接種をするかどうかといったことです。また不安全行動を是正するといった際には、なぜ労働者がその行動をとるのか、どうやったら安全行動をとってもらえるのかを考える機会もあるでしょう。そして、これは産業保健の面白いところでもあると思うのですが、その際に自分自身が「やってみる」ことができるということは、とても面白いものだと思います。そこで、産業保健現場で活かせる「やってみる体験」がどういったものがあるかをまとめてみたいと思います。挙げてみればキリがないのですが、個人的におススメなものを紹介します。また、私たちが従業員向けに何かを勧めるときには、家族にも同じことが言えるかどうか、という観点も大切なのではないかと思います。この含意は2つあって、一つは、その人のことを家族のように良くなって欲しいと思う気持ちをもつこと、もう一つは本人にとって実現可能性が高いことを提案するということです。これらのためにも、「やってみる体験」は有用かなって思います。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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