ラグジュアリーブランドが、スポーツスポンサーシップの世界での役割を増しつつある。
プラダ(Prada)は7月、この夏のFIFA(国際サッカー連盟)女子ワールドカップで、中国の女子サッカーチームとのパートナーシップを発表した。サッカーを着想源とするライフスタイルブランドのエイブルメイド(Able Made)は、ラグジュアリーファッションハウスのバーバリー(Burberry)と提携し、バーバリーの布地を再利用したサッカー用アパレルのコレクションを発表した。一方、ラグジュアリー複合企業のLVMHはつい最近、来年仏パリで開催されるオリンピックのスポンサーになることを発表した。
ナイキ(Nike)やアディダス(Adidas)のようなアスレチックブランドは、小売ブランドとして長年にわたってスポーツ分野を独占してきた。しかしいま、ラグジュアリーブランドが、収益性の高いスポーツ市場の一角を狙っているようだ。ラグジュアリーブランドと従来型のアスレチックブランドは同じ市場で共存できるが、ラグジュアリーブランドは市場シェアを奪うチャンスもあると専門家は語る。
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