「日生学園」という高校をご存知だろうか。
約40年前、私はこの全寮制高校の生徒だった。
普通の高校生と同じように3年間のときを過ごして卒業した。私の母校だ。
日生学園の卒業生は一生、あの「3年間」から逃れられない。いまも日生学園で過ごしたことの後悔と無念、恨み、そしてほんの少しの感謝…あらゆる感情が頭の中を駆け巡る。もうすぐ還暦を迎えようとしているのに。それだけ、学園での日々は強烈過ぎた。
私がこの「地獄の青春」を本当の意味で終わらすにはすべてを吐き出すしかない、そう思ったのだ。
Source: 現代ビジネス
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