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海外売上比率が9割超えるヤマハ発動機 DX人材の獲得と社員のエンゲージメント向上目指す

起業ニュース総合
自動運転技術の登場、MaaSの推進、カーボンニュートラルへの取り組み強化など、100年に1度の変革期を迎えるモビリティ業界。二輪車やマリン製品、ドローンなどさまざまなモビリティを展開するヤマハ発動機株式会社は、これまでの強みをより強化するDX戦略を打ち出している。
コロナ禍でも好調な売り上げを生み出した同社は、DXでどのように変化していくのか。多くの社員を抱える中、DX人材をどう育成・獲得しているのか。人事総務本部 人事戦略部 人材マネジメントグループの寺田健太さんにお話を伺った。(聞き手・文:藤間紗花)
DX研修のカリキュラムを目的別・難易度別に用意
DXを推進するデジタル戦略部などが入居する「WeWork オーシャンゲートみなとみらい」
――御社ではDXについて、どのような取り組みを行っていますか。
当社では「Yamaha Motor to the Next Stage」と銘打ち、大きく分けて3つの取り組みを実施しています。
1つめは「経営基盤の改革」です。グローバル連結データベースや経営ダッシュボードの実装などのシステム化を進めることで、経営判断の迅速化や業務の標準化を目指しています。
2つめが「“今”を強くする」こと。デジタルマーケティングやコネクテッド商材などを積極展開し、顧客中心のビジネスへ変革することで、顧客と当社がつながる新しい体験を提供していくというものです。一生

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