言葉の森:2
プライベートワークのように電通の仕事ができれば、ジレンマから解放されるのではないかと。
2022年10月5日掲載
広告を自由なやりかたではみ出す クリエイティブユニット「HAMIDASU」
◇
大学と大学院でクリエイティブコーディングを用いた創作活動をしていた諸星智也氏は、広告会社に入社後、クリエーティブ・テクノロジストとして働く中、あるジレンマを抱えることになる。広告会社のクリエイティブは「企画」が中心。「制作」は広告会社からの依頼を受けた制作会社が担うのが業界の慣例だ。当然、学生時代のように自らの手を動かしてモノを「つくる」機会は失われていった。「僕らはクリエイターと呼ばれてよいのだろうか?」――そんな疑念が頭をよぎった。導き出した答えは、広告会社の常識から「はみ出す」こと。同じ思いを抱く仲間とともにクリエイティブユニット「HAMIDASU」を立ち上げた。
Source: 電通
コメント