コロナ渦で、介護事業者を取り巻く環境は、どのように変化しているのか?(下)
*最適な介護を、自分で選ぶための情報紙*┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌日本介護新聞┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌*****令和5年7月23日(日)第161号***** ◆◇◆◆◆─────────────コロナ渦で、介護事業者を取り巻く環境は、どのように変化しているのか?(下)─────────────◆◇◇◆◆ 【以下、本紙第160号「コロナ渦で、介護事業者を取り巻く環境は、どのように変化しているのか?(上)から続く】 ◆───────────────────多くの地域包括支援センターは、相談件数の多さと、その対応に「手をこまねいている」───────────────────◆ 次に、地域包括支援センター(以下「センター」)がら見た「地域の状況」について説明したい=画像は東京都医師会HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。まず、相談件数がものすごく増えている。特にコロナ渦は電話の件数が多かったが、来訪された件数も多かった。 具体的には、あるセンターでは、令和3年度は8千件の相談があったが、その前年度(令和2年度)も6千件あった。これはどのセンターも同様の傾向だ。件数も多さもあるが、例えば「病気の問題」とか、単独の問題ではなく、複数の相談事項を抱えた事例が多い。 その結果、これに応じるには職員の手間がかかるし、相談対応時間や期間もかかる。そのため、センターとしては「手をこまねいて
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