この社会は、巧妙化するサイバー攻撃との戦いを続けながら、競争力を高め企業経営を行うことが必要とされることは言うまでもありません。金融領域では、当たり前のように、各種リスクが定量化され企業経営に活かされています。これは言うまでもなく、リーマンショックという未曾有の社会の危機を乗り越えるために、金融工学を発展させ、信用リスク、市場リスク、その他のリスクを定量化させ、前進してきたものと理解しています。バーゼルやソルベンシーがその中心的な役割を担い、高度にリスクが定量化され、景気後退の局面など特殊な状況においても金融機関が社会的な責任を果たせるようになってきているのでしょう。一方、サイバーを含めた情報セキュリティーの分野では、まだまだリスクの定量化に関しては、発展途上にあることが言えると思います。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
サイバー工学が世界を救う? (1)
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