中央大学　法学部　通信教育課程 ２０１８年　経済法　第４課題

第4課題M1〜M5(以下「5社」という)は、完成品甲のメーカーである。わが国において供給される甲のすべてを5社が製造・販売している。甲を製造するには、資材乙が必要である。わが国において乙を製造しているのは、P1〜P4(以下「4社」という)だけで、これら4社が製造した乙はすべて5社に販売されている。5社による甲の製造コストに占める乙の仕入価格の割合は、だいたい6割程度である。わが国における甲の総供給量に占める5社それぞれの供給量の割合(市場古拠率)、乙の総供給量に占める4社それぞれの市場占拠率の割合は、以下の通りである。M1:50%、M2:15%、M3:15%、M4:10%M5:10%P1:50%、P2:20%、P3:20%、P4:10%上記のような市場の状況の下で、M1は、甲の売上げを増やすには、P1が製造する優れた乙を安定的に仕入れる必要があると考え、Pの株式を、議決権保有比率で51%分取得する計画を立てた。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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