リサーチ企業アダリティクス(Adalytics)は、大きな論争の火種となる報告書を6月第5週に発表した。これはGoogleが動画共有サイトYouTubeの有料広告主を欺いていると示唆するもので、同社への圧力が増すのは必至と思われる。
Googleは調査結果に異議を唱えているが、これでオンライン広告業界最大手への風当たりはさらに強まるだろう。同社は現在、年間2250億ドル(約31兆5000億円)に上る一大事業の崩壊を目論む当局による複数攻勢や、パブリッシャー勢による同様の挑戦に晒されている。
同報告書によれば、Googleにはスキップ可能なインストリーム広告トゥルービュー(TrueView)を悪用してきた疑いがあり、YouTubeの広告主は長年、数十億ドル(数千億円)を広告ミスプレースメントに浪費させられ、大切なクリエイティブを問題の多いサードパーティプロパティに回されてきた可能性があるという。
Googleは何をした?
「トゥルービューはGoogleが有する、選択ベースのCPV広告フォーマットであり、Web上はもちろん、YouTubeや何百万というアプリで広く使用されている」と同報告書は記している。
そして何十億ドルという大金が
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