東京都医師会の平川博之副会長は7月11日の会見で、老人保健施設の現状について報告した。全国老人保健施設協会(全老健)の調査結果を踏まえ、施設利用率の低下や赤字施設が6割を占めるなどの経営実態を示した上で、「超高齢社会がいよいよ本番になるにも関わらず、現状維持さえ厳しい状況である」と訴えた。平川副会長は全老健の副会長も務めている。全老健が5月31日~6月15日に実施した老健施設の入所者の状況調査の結果(1122施設)をみると、稼働率は全体平均で86.2%となった。施設類型別では超強化型86.1%、在宅強化型85.5%、加算型86.5%、基本型86.8%、その他型81.2%、療養型老健80.8%となっている。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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