EC・通販事業運用で重要なCRM。その定義や押さえるべきポイントについて解説します【連載2回目】
EC・通販事業を運営する上で重要なCRM(顧客管理)。「CRMとは何か?」と聞かれて、正確に説明できる人は少ないのではないでしょうか。CRM施策を行う上で重要なのは「顧客との関係を管理する定義」をきちんと理解することです。「顧客のニーズを掴むためのCRMの定義」「CRMにしかできないこと」「CRMでめざすべきKPI」について解説します。
みんなのCRMアカデミー
CRMのプロを自社で育成すべき理由とは? 消費行動や市場の変化、ロイヤルカスタマーの育成とCRM施策の基礎を解説
顧客との関係を管理する「CRM」の定義
CRMは「Customer Relationship Management(カスタマーリレーションシップマネジメント)」の略で、「顧客関係管理」のことです。この「顧客関係管理」とはどのようなものでしょうか。
顧客情報は、自社のサービスに接触した人(顧客)との関係を良好に維持し、向上させるアプローチのために集めた情報を一元化したもの。すべての施策はこの顧客情報から始まります。
顧客情報のなかには「購入履歴」と「接触履歴」があり、それぞれ次のようなことがわかります。
購入履歴
何の商品を購入しているか
何回、何円分購入しているか
現在
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