貯蓄もポイ活も得意分野!「キャッシュレスリッチ」の高い意識と行動力
日本のキャッシュレスの利用実態は、どうなっているのでしょうか。
電通で決済領域のマーケティング戦略支援を行うプロジェクトチーム「電通キャッシュレス・プロジェクト」は、2022年12月、直近1年間の日常生活でどのようにキャッシュレスを利用したかについて、インターネットによる「生活者のキャッシュレス意識調査」を実施しました。(調査概要はこちら)
本連載では、同調査結果を通じて、日本でキャッシュレスを推進するためのヒントを探っていきます。
調査では、キャッシュレス利用者を、キャッシュレスと現金利用の差を明確にした5つのセグメント(タイプ)に分類し、利用状況を追いました。
その結果、キャッシュレス利用者の中でも「よく利用している人(=キャッシュレスリッチ)」と、それ以外の人との差が浮き彫りになりました(前回記事を参照)。今回は、前回ご紹介した下記セグメントのうち、特にキャッシュレスを「よく利用している人」を中心に、その動向を紹介します。
参考連載:キャッシュレス・ジャパン・サーベイ2021:キャッシュレスが牽引するDX
<目次>
▼キャッシュレス高関与層は、マイナンバーカードの保有率が高い?
▼キャッシュレスリッチはポイ活にも積極的
▼ポイント投資への関心は、決済事業者にとってのチャンスにも
▼キャッシュレスリ
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