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2021年8月11日

新型コロナワクチンを米ファイザーと共同開発したビオンテックの時価総額が5日、1,001億ドルに達し、初めて1,000億ドルの大台に乗ったという記事を読んだ。ドイツ企業ではSAP、リンデ、VW、シーメンスに次ぐ5位に当たるとのこと。株価は414ドルで、ナスダックで株式市場デビューを果たした2019年10月の15ドルから26倍に拡大した。ビオンテックが最先端の技術を持つことは専門家や業界関係者の間では以前から知られていた。だが、一般人の間ではドイツでも知名度が低く、同社がコロナワクチンの開発に乗り出し一躍有名になった当初は、社名の発音がアナウンサーによって異なっていた(筆者が視聴した範囲ではあるが、現在は皆「バイオンテック」と本来あるべき発音をしている)。ドイツにはmRNAワクチンを開発する企業がもう1社ある。同じくナスダックに上場するキュアバックである。同社に対する期待も大きかったが、ワクチンの有効率がビオンテック製品の約半分の50%未満にとどまることが6月に明らかになると株価は急落。時価総額は現在108億ドルと、ビオンテックの10分の1程度にとどまる(企業規模からすれば依然としてかなり高い水準ではあるが)。ビオンテックは効果の高いコロナワクチンを開発したことで市場の絶大な評価を得たわけである。だが、時価総額が独企業でトップクラスの水準に達したのは、がんワクチンなど他の分野でも将来性

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