犬用商品のサブスクリプションサービスを展開する米国事業者の成功事例から、アップセルやクロスセルにつながる具体的なマーケティング施策を紹介します
サブスクリプションサービスを展開する事業者にとって、継続率の向上は重要な課題です。犬用のグッズや食品をサブスクリプションで販売するBarkは、長期にわたって継続購入してもらうため、アップセルやクロスセルの施策を模索しています。顧客とのコミュニケーション、効果的なマーケティングを検証する方法などから、Barkの成功事例を解説します。
記事のポイント
Barkは、犬向けの歯みがきおやつ「Durable Dental Chew」の発売にあたり、2023年1月に2種類のEメールキャンペーンをテスト。それぞれ16%と30%、コンバージョンアップを実現
Barkは、2022年7月にSMSを開始。テキストメッセージを受信している顧客は17万5000人となっており、この人数は四半期ごとに35%ずつ増加している
アップセル、クロスセルにつながる顧客コミュニケーションに課題
Barkのエド・ワロガ氏(ライフサイクルマーケティングおよびEコマース担当副社長)は「顧客を長期的に維持する方法を試すと同時に、定期購入ボックスを注文する顧客向けには、さらに商品を追加するように促している」と話します。
これまで、「顧客1人ひとりのニーズに応え
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