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【人間主義的経営】Vol.4 価値観と多様性

先日、競争戦略で著名な楠木建教授がランチでの雑談で、「人間という80億もある価値観の異なる個性をまとめようとすること事態がムリな話」と、自身が経営者ではなく経営学者でいることについて話していました。会社組織は、80億人とは言いませんが、異なる価値観を持つ個体の集まりであり、その集合体を目標に導くのが会社経営です。それなので、経営は大変なことだと今さらながら思います。でも、だからこそやりがいのあることだと思ってもいるので、経営者は、逃げずに、泣かずに、諦めずに、覚悟を決めて経営をしていくしかありません。さて、私は過去にダイバシティ―(多様性)の本当の意味を理解しないまま、多様な価値観を持った人を集め、経営の停滞を招いたことがあります。創業から10年が経った頃、これまでの家族的な経営から、成長志向の経営に舵を切るために、今いる人材やこれまで採用していた人材とは異なる能力と価値観を持つ人材を採用していきました。そして、多様な能力や価値観により生まれる活力で、組織に化学反応をもたらそうとしました。しかし、その変化は、会社に成長をもたらすのではなく、停滞をもたらすものでした。例えば、サッカーなどチームスポーツは、異なる能力(多様性)を持つ選手たちが、監督が示す戦術(価値観)に従って戦います。監督の戦術を理解できない選手や戦術に反するプレーをする選手、そもそも戦術に従うつもりのない選手がいると

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