2022年7月に日本直販、悠遊生活を買収したギグワークス。代表取締役社長の村田峰人氏がめざす「EC事業者にはできない通販事業」など、今後の構想を聞いた
老舗通販企業の日本直販が昨夏にIT機器導入・運用支援、人材派遣、コールセンター運営などのBPO事業などを展開するギグワークスへ傘下入りしてから1年が経とうとしている。ギグワークスの社長で4月1日からは日本直販の社長にも就任した村田峰人氏に日本直販の現状の事業展開や今後の方向性などについて聞いた。
ギグワークス 代表取締役社長 兼 日本直販 代表取締役社長 村田峰人氏
日本直販、悠遊生活を買収。「EC事業者ではできない通販事業を展開したい」
――2022年7月に老舗通販の日本直販と悠遊生活をそれぞれ買収、子会社化(同10月に存続会社を日本直販として合併)した。ギグワークスではそれまで通販事業を手がけていなかったわけだが、なぜグループに両社を傘下に加えたのか。
村田氏:当社では長らく、多くの通販企業からコールセンター業務を受託し、受注業務あるいはクロスセル業務などを手がけてきた。そういった意味では通販で必要なノウハウは少なからずあり、通販事業を自分たちで直接行うという流れは自然だった。
(買収先として)日本直販や悠遊生活を選んだのは老舗の通販企業として長年、商売をしてきたなかで、当社がターゲットとしたい層のお客さ
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