【記事の要約】全国の和牛子牛平均価格が8年ぶりに1頭当たり60万円を割り込み、繁殖農家の経営に打撃を与えている。JA全農によると、全国の主要家畜市場で取引された和牛子牛の5月の1頭平均価格は、前年比13%安い59万1117円。下落の背景には、肥育農家の経営悪化という業界全体の厳しさがある。飼料や資材といった生産コスト全般が高騰する一方、枝肉相場が低調で、子牛の導入価格を抑える動きが拡大した。【私の考え】商品を売る側である企業は、円安による物価の高騰や、政府による賃上げ推進により、商品の末端価格を上げない限り、そのシワ寄せがどこかに発生してしまう。一方で、買う側である消費者は、ほとんどの企業で賃上げが十分に進んでいないため、商品の末端価格が上がると、その商品を買わなくなる。この和牛業界で起こっていることは、他の業界でも同様に起こっていると考える。物価高騰を抑制させる対策よりも、賃上げを促進させる政策を重視し、日本経済の立直しを図ることが大切であると考えた。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
コメント