判断を正確にするということを突き詰めると、自らの判断をしないということに繋がる。即ち判断するというのはなんらかの基準や価値観によって、あるものを「こうだ」と決めることであるから、その基準や価値観が完全なら、完璧な判斷を下せるということである。 そして基準や価値観とは予め決めることができるものなので、実際に判断する瞬間には、その決められたものと照らし合わせるだけでいい。結局、その「予め決める」のが正しければそうであるだけ、判断も信じられるものとなる。 だから正しい判断とは、基準が全てなのだ。そしてそれを間違いなく適応すること。判断することそのものが正しい必要はない。その操作も予め決められる。むしろ判断とは、判断する前の段階が大切であり、そこにこそ慎重で入念な準備がいる。その後は楽だ。「判断」はしなくてもいいのだから。完全で完璧な基準を作ることにこそ、正確な判断を使うべきである。そこに綻びがあるのなら、いくら後から頑張ろうとも無意味である。 判断は、判断以外の部分が重要だ。その正確性を突き詰める時、私達は自らの価値観をしっかりと見つめ直すことを求められる。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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