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薬剤師に処方権を『ロボット活用によるタスクシフトでマンパワーを引き出さなければ高齢化は乗り切れない』

起業ニュース総合
世界的に見ても高齢化率でトップを独走する日本では、間近に2025年問題や2040年問題が控えています。国民年金制度ができた1960年代には約9人の現役世代で1人の高齢者を支える胴上げ方式だったものが、約3人で1人を支える騎馬戦型になり、やがては約1人の現役世代が1人の高齢者を支える肩車式社会が到来するといわれています。超高齢社会を乗り切るには、医師も薬剤師もすべての医療・介護職がよりクリエイティブに、それぞれの職種でしかできないことに集中するしかすべはありません。効率化、ICT化、そしてロボット化を進めることで専門職を単純作業から解放し、今あるマンパワーを最大限に引き出さなければ、超高齢社会を乗り切ることなど困難です。特に今後を見据えて進めるべきなのは、ロボットを活用したタスクシフトです。薬剤師による薬剤のピッキング業務をロボットに移管することで、超高齢社会で必要とされる高度急性期医療、先進医療に充てるマンパワーと財源を確保することができるからです。厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」によると2019年度の医師の平均年収は約1169万円、薬剤師の平均年収は約562万円です。また厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」では2020年時点での全国の医師数は約34万人、薬剤師数は約32万人となっています。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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