小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」は、2021年8月に大噴火を起こした。大量の軽石が噴出し、沖縄をはじめ太平洋側の各地に漂着したことは記憶に新しい。大きな注目を集めた福徳岡ノ場とは「どんな海底火山」で、地下では一体「何」が起こっているのだろうか? 海洋研究開発機構(JAMSTEC) 海域地震火山部門 火山・地球内部研究センターの吉田健太副主任研究員は、岩石をナノスケールで観察・分析することで、この謎多き噴火のメカニズムの全容に迫ろうとしている。「福徳岡ノ場」研究の意義から最新研究の中身まで、たっぷりとお話を伺った。(取材・文:小熊みどり)
Source: 現代ビジネス
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