管理職と管理監督者の違い
こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。会社には、その組織を管理する「管理職」が存在するのが一般的かと思います。いわゆるティール組織のような各メンバーが各々の自由意志のもとに行動していくような組織体系もありますが、ある程度体系化された組織において、管理職の指示のもとに業務遂行をする、といった会社が多いと思います。そこで重要になるのが管理職の役割なわけですが、管理職に求められる要件や定義、職位の名称などは会社や組織によって様々です。「部長」という肩書であれば、ある程度どの会社でも管理職であるイメージはできますが、「マネージャー」の場合はどうでしょうか。例えばプロジェクトマネージャーであれば、プロジェクトを完遂させることを目的として、進捗、予算、リソース管理などが求められる役割となるでしょうし、エリアマネージャーであれば、担当地域の店舗の売上・在庫管理、販促対応など、担当領域の責任を負うことになるでしょう。それぞれ組織の中で重要な役割であることには違いないですが、これらが会社の中で管理職かと言われると、そうでない会社も多いと思います。一方で「名ばかり管理職」と言われるような、会社の中では管理職として扱われながらも、担っている仕事に対して必要な裁量を得られていなかったり、見合った報酬が得られていないといったケースも少なくありません。ただ、誤解をしてはいけないのが、法律で定められてい
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